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【解説】 現代音楽を彩る様々な音楽の形
新古典主義/表現主義/印象主義/偶然性の音楽/セリー音楽/電子音楽/ミュージック・ストカスティック/トーン・クラスター/ミュージック・コンクレート/ライブ・エレクトロニック・ミュージック
について解説します

【新古典主義】
 新古典主義とはロマン派の感情過多な芸術への反動として生まれた20世紀音楽の一つの傾向です。まずブゾーニにより第一次世界大戦後提唱され、ストラヴィンスキー、ヒンデミット、カセラ、プロコフィエフ、六人組などに受け継がれることになりました。技法的に単純明快を旨とし、古典派やバロック音楽の様式と精神に学んでいます。

【表現主義】
 表現主義とは20世紀初頭、絵画の表現主義(カンディンスキー、ココシュカから)の影響を受け、シェーンベルクを中心とするゲルマン系のドイツ、オーストリアの作曲家がとった、自己の表出を第一に考える音楽の傾向をいいます。
 フランスの印象主義が客観的な態度で外界の自然から与えられるものを感覚的に受けとめるのに対し、これは精神の内面を主観的に表現し、その深層に沈潜していく傾向をもつといえます。すなわち極限的な感情表現を目的とし、古典的な音楽構造の痕跡をもはやとどめず、跳躍音程、不協和音、衝動的リズム、断片的楽句などを頻繁に用いて音楽の無主題化、無調化へとすすむことになります。
 代表的な作品として、シェーンベルクのモノドラマ「期待」、メロドラマ「月につかれたピエロ」、ベルクのオペラ「ヴォツェック」などがあります。

【印象主義】
 印象主義とはもと絵画上の用語から音楽に借用された名称で、音楽上の印象主義は、ドイツにおけるロマン主義のヴァーグナー以後の崩壊にかわって、ほぼ1890〜1915年にフランスを中心にあらわれました。
 その技法的な特徴は次の諸点に要約することができます。純粋和音形式(各種平行和音および平行音程、解決を要せぬ不協和音、高次倍音、付加音、隣接音、変化和音などを使用)、異なる音響要素の取り入れ、全音音階、五音音階、中世的諸旋法の活用、細分されたリズムや精緻繊細な管弦楽の色彩(楽器法、管弦楽法)。これらの結果、様式的には音楽聴取の根本的方向が、在来の終止形を中心とする古典的原理に対して、音色原理を前面に押し出した音響感覚的なものになり、個々の音色効果に担われたイメージが連鎖堆積されて、特殊な仕方で全体の効果へと終結されるのであるが、音色原理が優位に立つという意味での広義の印象主義的手法は、ドビュッシー、ラヴェルなど本来の印象主義者の作品以外にも見ることができる。印象主義はその後の音楽に大きな影響をあたえており、すでに過去のものとなってはいるが、その手法の影響をうけぬ作曲家はなかったとさえ言えるでしょう。

【偶然性の音楽】
 偶然性の音楽とは作曲家が楽譜に音高、リズムなどをはじめとする音楽の構成要素を正確に記入せずに、演奏者の任意な解釈や即興にまかせ、奏者の自由な創造性にもとづく1回限りの音現象を音楽として取り入れたものを言います。
 また、楽音のみならず噪音も使用され、図形楽譜の形態をとることも多いのです。1音1音を投銭によって決めたケージのピアノ曲「ミュージック・オヴ・チェンジズ」(1951)や12台のラジオを易の方法によって24人で混ぜ合わす「イマジナリー・ランドスケープNo.4」(1951)が先駆となり、シュトックハウゼン、ブレーズ、ベーリオ、リゲティ、ペンデレツキらに様々な形で用いられ、現代音楽に広範囲にわたる影響を与えました。
 チャンスオペレーションの音楽、不確定性の音楽、アレアの音楽とも呼ばれています。

【セリー音楽】
 セリー音楽はセリー(列)によって構成された音楽のことをいいます。シェーンベルクの十二音技法において音高に適用された音列による構成原理を音高以外の音の属性、音価・強度・アタック(音色)などにもあてはめて、それらのパラーメータを列化して組織づけたもののことです。ヴェーベルンの後期の作品やメシアンの「音価と強度のモード」(1949)が契機になり、1952年ブレーズの「2台のピアノの為のストリュクテュール1」に初めて用いられました。セリーによる制御が全面的におこなわれた音楽は、とくに「全面的セリー音楽」「セリー・アンテグラル」「トータル・オーガナイズド・ミュージック」などと呼ばれています。

【電子音楽】
第二次世界大戦後西ドイツでマイアー=エプラー、アイメルトらを中心として始められた新しい音楽の分野で、従来の音楽がすべて人声や楽器の音を素材としていたのに反し、電子音楽は発振器から作り出された音を素材とし、テープレコーダなどの利用によって構成される。したがって、演奏者を必要としないこともこの方法の大きな特色である。

【ミュージック・ストカスティック】
 ミュージック・ストカスティックとは、ナキスが統計理論を用いた自身の音楽につけた名称です。そこでは音響の形態や運動が関係する諸パラメータの統計理論に基づく数学計算によって決定されます。すなわち音と音との結びつきの可能性や音の変化の分布を推計学的に計算しているのであります。「61人の管弦楽の為のメタスタシス」(1954)がこの技法によう最初の作品であり、1962年の弦楽四重奏曲「ST/4」以降には計算にコンピュータが導入されています。

【トーン・クラスター】
トーン・クラスターとはある音程内を短2度あるいはそれよりも狭い音程の多量の音で埋めつくしたときに生ずる密集音塊をいう。1950年代の後半に電子音楽における音響のグリッサンドや偶然性の音楽の影響を受けてあらわれたと考えられる。この手法はペンデレツキの「弦楽器と打楽器の為のアナクラシス」(1960)、「52の弦楽器のための広島の犠牲への哀歌」(1960)、リゲティの管弦楽と2台のピアノの為のアトモスフェール」(1961)、「オルガンのためのヴォルミーナ」(1961-62)を代表例として多くの作品に見られます。

【ミュージック・コンクレート】
1948年フランスの作曲家ピエール・シェッフェルが音楽表現の新しい手段として創始した方法。楽音ばかりでなく、外界のあらゆる音を材料に用い、テープレコーダの機械操作によって構成される。P.アンリ、ブレーズらにより推進された。

【ライブ・エレクトロニック・ミュージック】
ライブ・エレクトロニック・ミュージックとは実際の演奏の最中に電子音がつくられ操作されていく生演奏の電子音楽をいいます。楽器による演奏音を変調、変形してテープにとって実際の演奏音と重複させる方法などがあり、偶然性の音楽の影響をうけてあらわれ、1回限りの演奏の価値を見なおす意味をもちます。ケージの「カートリッジ・ミュージック」(1960)や「増幅器つきの玩具ピアノのための音楽」(1960)がその最初の例とされています。


Written by CHANMAN at 2000-08-14 00:00:00
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Written by Grecoviche at 2016-12-21 11:16:13
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